先日、新築住宅を建てるお客様の地鎮祭を執り行いました。
この日は雲が少なく澄んだ青空が広がっていました。地鎮祭日和です。
地鎮祭とはその土地の神様に土地の利用を許可してもらうよう祝い鎮める儀式であり、工事が無事に進行・完了し末永く土地・建物が安全でいられるよう祈願するお祭りでもあります。
最近では、地鎮祭を行わないところもあるみたいですが、薄井工務店では安全に工事が出来るように、安心して住み続けられるように必ず実施するようにしています。
まず、四方に竹を刺し、縄で囲みます。その縄の中に祭壇を作り、お酒や野菜などを飾ります。
神様に献上するお食事であり、お供え物になります。
いよいよ地鎮祭が始まります。まずは神主さんがお祓いを行い、その後祝詞(のりと)を読み上げます。
建物の四方にお米、お酒をそれぞれ撒きます。
続いて、鍬入れを行います。砂の山を鍬で(今回はスコップです)崩していきます。神様の前で土地をいじることで利用の許しを得るという意味があるそうです。3回山を崩すのですが、その際に「えい、えい、えい」と声を出しながら崩していきます。テレビなどで見たことがある方もいるのではないでしょうか。お施主様、施工者、設計者の3人が行いました。
次に玉串奉天です。玉串とは榊(さかき)という木の枝に紙垂(しで)を結び付けたものです。
参加している方全員で祭壇にお供えしています。
玉串はお酒や野菜などのお供え物と同等の意味があるそうですが、自分の気持ちを込めて供えるという意味で特別なものになります。
参加している皆さんがそれぞれお供えしました。
無事に地鎮祭を執り行うことが出来ました。
これから本格的に始まるんだと思うと非常に身が引き締まる思いです。
最後に皆で記念撮影です。
※マスクは写真撮影のため一時的に外しました。
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